2021/03/20
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私が子どもを出産した際、病室に置いていたお守りを見た助産師さんが「あっ、中山寺のお守りやね。ブランド物やね。」と言っていました。
「ブランド物?」その時は???と思ったのですが、それくらい関西の人にとっては霊験あらたかで人気のお寺ということのようです。
私は沿線に住んでいたこともあり、こちらで子授けのお守りもいただいていました。
中山寺人気の理由
なぜ中山寺が妊婦に人気のお寺なのか?聖徳太子が建立したとされ、現在の本堂は豊臣秀頼が再建。もともと安産祈願のお寺として親しまれていましたが、その人気が決定づけられた出来事がありました。
それが明治天皇の生母が中山寺の腹帯を受け安産したこと。
この出来事以来、日本全国から安産を願う女性が中山寺には殺到するようになりました。なるほど。
最寄り駅は、阪急宝塚線『中山観音』駅です。JR中山寺駅は倍ほど距離があるのでご注意を。
安産祈願
腹帯の着帯日は妊娠5か月目(16週~19週目)最初の戌の日とされています。
産院でも週数表記の紙に戌の日が記入されていました。親切。
とはいえ、祈願の日までその日にぴったり合わせるのは至難の業。
我が家は着帯日が戌の日になるようにお寺には前もって行くことにしました。
戌の日を外すと、休日でも空いている中山寺。
妊婦さんや子連れの家族を気遣い、境内にはエスカレーターとエレベーターが設置されています。ありがたい。
本堂へ向かうと安産祈祷の申込書が置いてあります。
7千円と2万円の2種類。
・7千円(祈祷なし)
・2万円(祈祷あり)
ざっくりとした違いは直接の祈祷があるかないか。
どちらも後日お札が郵送されてきます。
我が家は7千円を選びました。
記入して受付へ。
祈祷料をお支払いすると安産祈願セットをいただけます。
家に帰り確認した内容がこちら。
腹帯と安産守り。ろうそくと御符。各種説明の用紙。
腹帯の巻き方の説明書も入っていました。
ろうそくと御符の裏書です。
産気づいたらろうそくに火をつけ、御符を水に浮かべる。
結論から言うと、いざ産気づいたらそんなことやってる場合じゃありません。
しっかり取りこぼさずにやりたいって方は、あらかじめ家族の方にお願いしておくと良いのではと思います。
お札は後日郵送されてきました。お札の正面が北向きにならないように目線より高い位置にお祀りします。
そして、安産のお守りは財布に入れて持ち歩き、病院にも持っていきました。
無事出産した後には、安産祈願セットと新しい晒(さらし)を持ってお礼参り
に行きます。
新しい晒は参道で販売していますし、お寺で500円払うと用意してもらえます。
蓮ごはん
中山寺の境内にあるレストランで食べられる名物に『蓮ごはん』があります。
その名の通り、蓮の葉でもち飯がくるまれています。
550円とリーズナブルなので試すのも気軽。お持ち帰りもできます。
レストランはセルフサービススタイル。
お食事も甘味もありますので、参拝の休憩にぜひお立ち寄りください。
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