2021/03/20
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大阪中央卸売市場本場
小学校の社会科の授業で聞いた以来、日常生活で名前を聞いた覚えのない場所。中央卸売市場。
大阪のプチ『築地』と思えば良いのかしら?
大阪に3か所あるうちのひとつ、本場(ほんじょう)
青果、水産物、加工食料品(つけ物、みそ、乾物、魚肉入加工品など)を扱っています。
場所は大阪中之島の西の先端。その川向にあります。
最寄駅はJR環状線「野田」・地下鉄千日前線「玉川」約10分
京阪電車中之島線「中之島」徒歩約15分
お邪魔したのは12時少し前。
市場が活気づいているのは早朝なので、昼は駐車場も空いています。
市場の業務管理棟のお店に行こうとフラフラ。
警備員さんに「わかりますか?」と声をかけられる。
完全におのぼりさん風の私を心配したのでしょう。
「あっ、目の前のビルに用があるので。」
「自由に見て回れるので、ウロウロしてみてください。」とのことでした。
管理棟の中には市場の仕事のパネルが貼ってありました。
水産物も野菜も商品が市場に到着するのは午前2時。
4時から水産物。5時から野菜と果物のセリが開始。
5時半~6時に仲卸業者のお店で販売をし、荷物を運び出すのが一連の流れ。
市場内になるお店は基本仲卸のお店なので、昼前には閉まってしまいます。
ただ、昼からオープンするのが飲食店。
仕入れた食材でランチを提供してくれます。
今回利用したお店は管理棟の最上階16Fにあります。
魚河岸 たちばな
中央卸売市場とのお付き合い40年。と店頭に書いてありますが、ホームページでは50年になっていました。この名前見たことあるなぁと思ったら、最近梅田のヒルトンプラザで見かけたお店。
ちょっとリッチそうだなぁと思ってました。
ランチはもちろん海鮮系のラインナップ。
本日のおすすめは活車海老と活さざえ。
水槽にいました。
何を注文しようかな。
お昼の握り寿司定食は1380円。
出汁巻きの載ったうな重1680円も美味しそう。
という訳で、今回の注文は… (すべて税抜価格です。)
『お昼の海鮮丼』950円。
赤だしと小鉢がついています。
6種のネタが載っています。タコうまうま。
『海鮮かき揚げうどん・寿司セット』(980円)
棒寿司を穴子と海老から選べます。
今回は穴子チョイス。なかなかタレの甘味が美味しい。
うどんに載ってるかきあげの小海老もぷりぷり。
結構なボリューム。
『お昼の天ぷら定食』850円。
エビ2尾・カボチャ・ししとう・さつまいも・多分穴子。
エビがプリプリというのよりは、ギュッと濃縮されている感じ。
『お昼のお刺身定食』980円。
本日のお刺身盛り合わせ。
こちらのお店サラリーマン風のお客さんもいれば、予約で来店する家族づれの方も多くて常に満席に近い感じでした。
席もゆったり。
そして何より窓の外の景色が抜群に良いです。
大阪ドームが遠くに見えます。
市場探索
お腹を満たしたら、少し市場の中を探索。積み上げられている保冷ボックスにテンションアップ。
あちこちにターレーと呼ばれるトラックが止まっています。
市場のシンボル(?)大時計。
その近くに何軒か飲食店がまとまっています。
『ゑんどう』というお寿司屋さんがあるのですが、行列していました。
海外の方が多かったです。
朝5時から営業しているらしく、人気店です。
他にもいろんなお店が。
門を出るとテレビで何度も紹介されいる『まゆとろ』というお店も。
まぐろ専門店です。
市場内に戻って。もう1軒紹介。
中央市場食堂(まいどおおきに食堂)
市場の2階にあるこちらのお店。朝7時から営業しています。
お目当てはおかずを4品選べる『日替わり四品定食』600円。
他の『まいどおおきに食堂』と同じく、カウンターに並んでいるおかずを選んで進むスタイル。
魚のメインを1品。小鉢を3品。
サービスで食後にコーヒーも飲めます。
各種調味料はテーブルの上に。
小鉢にお刺身も含まれるのは嬉しい。
さすが、中央卸市場。
市場見学
完全予約制で市場見学も受付しているそうです。月曜~土曜日の8時45分以降に果物のセリ風景や仲卸店舗での買物ができるとか。
ホームページによると一般の方も受付してくれるようですが、少人数の場合はお問い合わせくださいとあります。
町内会の遠足とかに良いかもしれませんね。
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