2021/03/20
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東京観光するならば、テレビ局めぐりは行程表に入れるべし!
お台場のフジテレビ、六本木のテレビ朝日などが有名どころ。
じゃあ、東京のNHKは?
大半の方は、東京NHKと言えば渋谷のスタジオパークを想像すると思います。
『スタジオパークからこんにちは』という番組が有名ですね。
スタジオ見学やデジタルアーカイブ、ニュース制作体験などが出来るスポットです。
大阪のNHKと同じような感じですね。
実は、東京にはもう1つNHKがあるんです。
それが『NHK放送博物館』
図書館で借りた古いガイドブックに掲載されていたスポットです。
調べてみるとかなり興味深かったので、私はスタジオパークを外してこちらに行ってきました。
NHK放送博物館
アクセス
場所は虎ノ門ヒルズや森タワーのすぐ近く。愛宕山(あたごやま)上にあります。
最寄駅は地下鉄の虎ノ門・神谷町・御成門駅。これらの丁度中央に位置します。
東京タワーからも頑張れば徒歩圏内。
ガイドブックで開館は10時と読んだので、それに合わせて少し早めに到着。
私達は東急ホテル横のゆるやかな坂道を上がっていきました。
他にも愛宕神社の階段を上がる方法と。
(かなり傾斜キツメの階段です。画像は神社から見下ろしたところ。)
エレベーターで上がる方法があります。
その名も愛宕山エレベーター。
上がるとすぐに放送博物館です。
観光バスが早々と2台も停まっています。
年配のツアー客の方々と一緒に館内へ。
建物前の案内を見ると開館は9時半から。
私の見た情報は古かったようです。
入館
入館するとまずは受付。番組グッズが無料で配布されています。
「孫が喜ぶわ~。」というお客さん達に紛れて、私もいただく。
お子様番組のシールと。
『真田丸』と『とと姉ちゃん』のポストカード。
さてさて先に進みましょう。
※館内は一部のみ撮影OKで、展示などはほぼ撮影できません。
1F
入口にはテレビやマイクなどの放送機器が並んでいます。年代物。
中継先からテレビまで、どのように映像が届けられるのかの説明イラストなどが展示されています。
番組ポスターの掲示も。
中2F
≪愛宕山8Kシアター≫続いてはシアターに案内されます。
こちらでは大スクリーンで8Kの映像を体験できます。
ねぶた祭りと長岡大花火大会の映像でした。
「今年は花火大会に行かなくてもよくなったね。」と言うくらい、迫力が凄いです。
本物の花火を見ているみたいでした。
≪放送体験スタジオ≫
合成映像体験をしたり。
テレビ画面の3原色の原理を学んだり。
気象予報士になったりできます。
2F~3F
展示ゾーンでは、ラジオ時代から放送の歴史を追っていくことができます。貴重な展示物がいっぱい。
お子様には少々退屈かな?
年配の方が目を輝かせるお宝多数。
テレビ登場時のお茶の間の風景に溶け込めるエリアも。
古き良き日本の家庭って感じです。
他にも、紅白歌合戦出演者のサイン色紙を集めた部屋があったり。
何より私のテンションが上がった展示がこちら。
≪子ども番組コーナー≫
撮影OKエリアです。
なんとなんと『にこにこぷん』のキャラクターがいるのです。
「じゃじゃ丸!ぴっころ!ぽろり~♪
ときど~き あっちむいて ぷん!」
思ったより3人とも背が高いです。
これは子ども怖いんじゃないかしら。
夫はぽろりの大ファンで、小さい頃に買って貰ったぬいぐるみをボロボロになるまで大切にしていたそうです。
そのため、ぽろりを前にテンションMAX。
ここぞとばかりに2ショットで写真を撮影しまくる妻。
ちなみに私はじゃじゃ丸派です。
出べそ可愛い。
他にも『できるかな』のノッポさんの帽子や。
ゴン太くんも。
設計図も置いてあります。
作るときの参考に。(笑)
『ひょっこりひょうたん島』の面々。
ダンディさんカッコ良いよね。ダンディさん。
そして、年配の方歓喜の『ブーフーウー』
『おかあさんといっしょ』の初代キャラクターです。
そしてまた、私歓喜のピタゴラ装置。
1つ前のキャラクター。
『ポコポッテイト』の3人。
大人の子ども心をくすぐる面々。
楽しすぎます。
さらに展示コーナーの途中のモニタでは、バーチャルで大河ドラマの衣裳を着ることもできます。
天地人の直江兼続の鎧兜。
ちょっと離れると全身図に。
龍馬伝より坂本龍馬。
靴は自前なのが笑えます。
私は義経の静御前になってみました。
帽子をかぶっていたので、その上から烏帽子という不思議スタイルに。
以上、とてもとても楽しめる博物館です。
もちろん入場無料。
入口で「こんなところで1時間もどうやって時間つぶすの?」といっていた年配のツアー客の皆さん。
キラキラに目を輝かせて「時間が足りない!」と仰っていました。
ゼヒ時間に余裕を持ってお越しください。
愛宕神社
ついでの観光として、お隣の愛宕神社にもお邪魔しました。愛宕山は東京23区内で一番高い天然の山です。
江戸時代には、こちらから房総半島まで見渡すことができたとか。
すごい!
初めに紹介した神社入り口の急な階段は『出世の階段』と言われています。
江戸時代のこと。
家光公が「誰か梅の枝取ってきて。馬で。」と言ったところ、無名の曲垣平九郎がこの階段を馬で駆け上がった。
馬術の腕を家光公に称えられ、彼は全国に名を馳せることになる。
歩いて上るのも結構危ない階段ですが、曲垣平九郎以降も馬で上がるのを成功させた人が何人かいるそうです。命がけ。
一般人は馬を連れてくるのも至難の業なので、顔出しパネルで我慢。
ちなみにその時、家光公が「取ってきて。」と言った梅の木がこちら。
神社の真ん中には池もあり、かなり広めの境内です。
なかなかフォトジェニックなので、海外の方にも喜ばれそう。
ここで出会ったのは、全く人に動じないキレイな猫さん。
首輪をつけているので飼い猫のようです。
けろけろを近づけると、少しだけ興味を示した様子でした。
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