2021/03/20
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自転車購入のきっかけ
子どもがある程度大きくなってくると購入したくなるのが子乗せ自転車。ちょっと遠くの公園まで遊びに行ったりと何かと便利です。
私は元々自転車の運転があまり得意ではなく、幼稚園の送迎などで必要にかられるまでは購入しないと決めてました。(しかも最寄りの幼稚園なら徒歩通園もギリギリ出来る距離。)
が、その幼稚園も今年から入園できる人数が大幅に絞られることになり、他の幼稚園も偵察に向かう必要が出てきました。
どうせ通園で必要になるかもしれないならば、早めに購入した方がコスパも良いよね。我が子も2歳になり、後ろ椅子に座れるから買うなら今だ!!
ちなみに前乗せの年齢で購入を見送っていた理由は、私が自転車苦手ということともう1つ、我が家の自転車置き場が2段式なことです。
2段式だと前乗せ自転車置けないんですよ。ハンドルより座席が高くなる場合があるので。
まずはリサーチ
先輩ママの声
自転車購入にあたって、まずは近所のママ友さんにリサーチをかけました。自転車を購入したお店と電動、非電動のオススメを聞くために。主に子育てサロンにて、初対面の方にもガンガン尋ねました。
結果、電動の方の方が多かったものの、非電動の方も多い。
近所はフラットな道なので電動である必要はないかなぁ〜と考えていました。
実店舗でリサーチ
次はレッツ自転車屋さんです。近所の古くからやっている個人店に行ってみました。
が、ここで言われたのは
「今時9割が電動自転車だから非電動は浮きますよ。」
「非電動でも価格結構するし。」
「なんなら電動より非電動自転車の方が長いし大きい場合がある。」
なんて、がっつり電動推しされてしまいまして。
うーんどうするかな。とりあえず一旦保留。
非電動自転車のカタログだけ貰って帰ってきました。ちなみにその店では、『丸石サイクル』の非電動自転車を紹介されました。
ガニ股防止のために今の自転車はハンドルとサドルまでの距離がやや長いんだそうで。しかもタイヤは20インチなので、なかなか進まないから疲れる。
自転車置き場で邪魔にならないように非電動を考えていた私はイチから考え直すことに。
ママ友さん達でネットで自転車購入された方も多かったので、そちらも調べてみたのですがやっぱり実物を見ないと不安。
いざ試乗
では次は試乗出来るところを見てみよう!という訳でヨドバシカメラ梅田へ行ってきました。こちらでは屋上駐車場で電動自転車の試乗を毎日行っています。開店と同時に駆け込み1番乗りで試乗させて貰ったのですが、あとから来るは来るは試乗の方々。とても広いスペースなので思う存分走れます。
ただし、我が子は後ろに乗るのを全力で拒否したため、仕方なくロンリー試乗。パナソニック、ブリジストン、ヤマハの3社を乗り比べしました。
個人的にはヤマハが1番フラつき少なく運転できました。
ちなみにママ友さん達の間で1番人気はパナソニックでした。ブリジストンは純正の椅子しか装着できないので、その部分が割高になるとの口コミも。
とはいえ、電動特有の走り出しの「ギューン」と感が私はどうにも苦手で。(走り出しから前に進むスピードが速い)
しかも諸々で15万くらいする電動も2年おきに4.5万のバッテリーを交換しないといけない。トータルいくらかかるの?実家の自転車なんて30年乗ってるのよ。
次に非電動自転車を見に行ったのがサイクルあさひ。
あらかじめ子乗せ出来る自転車をホームページで確認してから行き、目当ての自転車を出してもらいました。
こちらも試乗は出来たのですが、走る場所が店内のため狭くてなんだかなぁって感じでした。
しかし、乗り心地も悪くなく、デザインも素敵でその日に持ち帰れるというのが大きなメリットとなり購入に踏み切りました。
購入したのは、サイクルあさひオリジナルのフィオナという自転車です。
自転車嫌いな子を自転車に乗せる方法
購入してからも心配だったのが、果たして我が子が自転車に乗ってくれるのか。試乗でも「ほ〜らあの子も乗ってるよ。」なんて日本人の心をくすぐる誘い方は全く通用せず。それでなくても新しい帽子を被せるのに苦労する我が子。ヘルメットなんてポイ〜ンと投げ出される。
どうするかなぁ〜なんて考えながら自転車の練習も兼ねて1人図書館へ。本好きな息子のために自転車の絵本を借りてきました。
結果的にこれが大ヒット。読み終わって「○○も自転車乗ってみる?」と尋ねたら頷いたんです。
まぁ、期待はしてないけどね。自転車に乗るとは言ったけどヘルメット被るとはまだ言ってないしね。
そんな次の日、息子と徒歩で遊びに行ったか帰り道。新品の自転車が無事か自転車おきぱを確認に行ったら、なんと息子が自転車に乗りたいとジェスチャー。
「今は鍵を持ってないし、自転車に乗るにはヘルメットを被らないといけないんだよ。」そう言うと諦めたようで帰宅しました。
が、玄関に置いてあるヘルメットを持って「これ?」と被ったのです。
こりゃびっくり。
「そうそれ。ご飯食べたら自転車乗りに行こう。」
「いまのる。」
という訳で、昼飯前に初自転車。母の方が緊張。
なんてったって、息子を自転車に乗せるときは夫の監視の下と思っていたので。しかし、今を逃したら、また乗りたい気持ちが萎むかも!!
意を決して乗せた訳です。チャイルドシートは嫌がるのに、すんなりベルトも止めさせてくれました。
初めてなので、とりあえず慎重に手押しでと考えている私をよそに「かあさんも〜」と言ってくる息子。
最寄りのスーパーまでの往復ですが、初の2人乗り走行を完遂しました。緊張した〜。
図書館で借りてきた絵本はこちら
『ひとまねこざる じてんしゃにのる』H.A.レイ
おさるのジョージシリーズの一冊。
途中自転車を壊してしまったり、サーカスに話が移ったり、やや話は自転車から脱線気味です。
アニメ版にも自転車に乗る話があるので、そちらもオススメです。
タイトルは『しんぶんでーす』
『じてんしゃがくるよ』ぶん・楠章子 え・オカダケイコ
こちらは詳細を調べたところ、書店販売ではなく図書館や小学校に無料配布されている絵本だそうです。販売は自転車屋さんでとのこと。
とても可愛らしい絵柄ですし、男の子がちゃんとヘルメットを被っているところがポイント高いです。
おばあちゃんが買ってくれた自転車が届くのを男の子が心待ちにしている話です。何色の自転車かな?自転車が届いたらどこへいこう。と想像する心温まる絵本なので、こちらもオススメです。
自転車を買って1年近く経過した感想
行動範囲は格段に広がりました。買い物も楽々です。私にとって初めてのギア付き自転車だったので、初めは壊さないか心配していたのですが、それも慣れて使いこなしています。ギアチェンジするとペダルの軽さが違います。
電動自転車持ちのママさんが「あの店遠いよね?」と言うお店でも苦も無く遊びに行っています。非電動を選んで後悔なしです。
私が購入したフィオナという自転車は、前カゴが大きいので荷物が沢山入ります。そこが魅力だったのですが、100均一のカゴカバーがつけられないという難点が。(警察の無料カゴカバー配布に遭遇し、カゴカバーは無事ゲット!)
さらにカゴが大きいことで、2段式自転車置き場の両サイドにぶつかり収納に若干の苦労が。
そして、2段式自転車置き場の難点がもう1つ。後ろ座席の雨除けカバーをつけっぱなしにできない。雨除けカバーって立体的になっているのですが、つけたままだと上の段につかえて、奥まで入れられなくなるのです。
まぁ、まだ幼稚園へ行くにはしばらくあるし、雨の日は自転車では出かけないので、我が家はカバーなしで収納しています。
カバーありとなしでは、座席の経年劣化が相当違うと先輩ママさんから聞いたりもしましたが、そこは気にしない。ずーっと使うものでもないし。
以上、我が家の子乗せ自転車購入奮闘記でした。どなたかのお役に立てれば幸いです。
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