2021/03/20
スポンサーリンク
月刊絵本とは
皆さん福音館書店の月刊絵本ってご存知でしょうか?毎月1冊発売される新作絵本のシリーズです。
知らないって方もこの絵本なら見たことあるはず。赤ちゃんから幼児まで皆に人気の『くだもの』
このサイズのシリーズは本屋さんでも沢山並んでいますね。
この本も元々月刊絵本として発行されたものです。毎月発行される月刊絵本から選ばれたタイトルがハードカバーで再発行されているんですよ。ちなみに『くだもの』は、こどものとも年少版で発行されたものです。
月刊絵本の種類
月刊絵本には以下の種類があります。↓()内はハードカバー版の名称です。
・こどものとも012(012えほん)
対象年齢0〜2歳
・こどものとも年少版(幼児絵本)
対象年齢2〜4歳
・こどものとも年中向け
対象年齢4〜5歳
・こどものとも(こどものとも絵本)
対象年齢5〜6歳
・ちいさなかがくのとも(幼児絵本ふしぎなたね)
対象年齢3〜5歳
・かがくのとも(かがくのとも絵本)
対象年齢5〜6歳
・たくさんのふしぎ
対象年齢小学3年生〜
たくさんのふしぎのみ713円(税別)
その他は407円(税別)です。
ハードカバーの絵本に比べて安価なところが魅力ですね。
私と月刊絵本の出会い
そもそも私と月刊絵本の出会いは『ごぶごぶごぼごぼ』
お下がりで貰った本なのですが、子どもの食いつきが良く、しかも破れにくいボードブック。他にも似たような本のシリーズないかな?と思い表紙に見つけたのが『012えほん』の文字。調べると同じシリーズで面白そうな絵本が沢山ありました。
良く良く見ると図書館にも子育てサロンにも沢山置いてあるんです。ハードカバー版も月刊絵本版も。それが私と月刊絵本の出会いでした。
『012えほん』は月刊絵本版でもページが厚紙なので破れにくく赤ちゃんでも安心。ハードカバー版はさらに表紙が分厚く丈夫になります。
(左がハードカバー、右が月刊絵本)
ハードカバーになっているものは、まぁまず間違いないって感じですね。毎年12冊発行された中から選ばれしものがハードカバーになる訳ですから。出版社のお墨付きです。
でもハードカバー版は重いし嵩張るんです。012はまだしも年少版以降は分厚さが2倍以上は違いますから。沢山本棚に並べたいと思うと月刊絵本版を選ぶのは必然のような。
(左がハードカバー、右が年少版の月刊絵本。)
という訳で私はもっぱら月刊絵本派です。
月刊絵本を手に入れるには定期購読するかバックナンバー取り寄せか。定期購読はインターネットでも申し込みできますが、バックナンバーは書店での取り寄せのみとなっています。
バックナンバー取り寄せ
バックナンバーの取り寄せが可能なのは2年半程前に発行された物まで。買おうか迷っているうちに買えなくなるので迷った時には買いましょう。人気のものは発行から2年半経つ前に品切れになります。012、年少版は特に品切するものが多いイメージです。
年少版との出会いである『ふみきりくん』はその例の1つで、発行から品切になるまでかなり早かったと思います。私は図書館でこの本と出会いましたが、欲しくて欲しくてしょうがなく色々調べました。プレミア化していて手が出ません。福音館書店様、早くハードカバーで出してくださいませ。
ちなみに一部の月刊絵本は古本屋さんで手に入れることも出来ます。
私が利用しているのは、ガーデンブックとこども古本店
基本的にどちらも月刊絵本が1冊300円程度。
ガーデンブックは1冊から送料無料。まとめて買うとおまけの絵本もついてきます。
こども古本店は送料掛かりますが、月刊絵本以外の品揃えも多いかなと思います。月刊絵本の値段設定は3段階。1冊1冊の汚れや傷も詳しく明記されているので納得して買うことができます。
とはいえ、オススメはもちろん新品のバックナンバー取り寄せです!!商店街の小さな本屋さんでは断られましたが、大きめのチェーン書店ならお願いすれば取り寄せてもらえます。(楽天とかamazonは定価では最新号しか買えません。)
新品で買うののなにが良いって、作家さんのあとがき的なコラムが載っている冊子が手に入ることです。絵本ってまぁパラパラっとしか見ないじゃないですか、深く考えて読まないというか。でも、そのコラムを読むと絵の画法であったり、その場面の意図だったり「あーそういうことだったのか!」と新たな発見が出来るんです。
しかもハードカバー版にはついてないレアなものなんですよ。絵本のあとがき、見たことありませんよね?
ちなみに取り寄せる前に内容を確認して買いたいって方は、大阪梅田茶屋町のジュンク堂書店に月刊絵本の常設コーナーがあります。過去一年分くらいはあるので、気に入ったものがあれば買いに走りましょう。
図書館でも毎月追加されるので、そちらで確認してから取り寄せするのもオススメです。
お気に入りのシリーズ
もうすぐ2歳になる子を持つ私のお気に入りは012、年少版、ちいさなかがくのともです。特にちいさなかがくのともに(親が)ハマって買い集めています。
というのも、このシリーズは3歳という小さな年齢向けとはいえ科学の本なんです。大人でも「え〜そうなんだ〜!」と思う要素が詰まってます。つまり、親が読みきかせていて飽きない。どうせなら子どもに読み聞かせしながら大人も勉強して楽しみたいですもんね。
月刊絵本を買う上でお楽しみの1つ。それは自分が選んだ本がハードカバーで発行されるか否か。「この本は良いぞ!」と思って購入した月刊絵本がハードカバー版で発行された時、なんだかちょっと優越感を持てます。(私だけかもしれません。)
まぁ、単純に売り上げ数でハードカバー化が決まるんだとすると、好みが平凡ってことなんですけどね。
また作家さんによってはシリーズの垣根を超えてコラボといいますか、カメオ出演と言いますか、そんな絵本もあります。面白いので色々調べてみてくださいね。
スポンサーリンク