2021/03/20
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結婚してから毎年の確定申告は私の仕事。
とはいえ、何か難しいことをしているわけではなく。
私の所得税の還付申告やら、夫の申告漏れの還付申告やら簡単なものだけ。
今年は大イベントである『住宅購入』と『出産』が同時にあったため、確定申告も少しややこしいことに。
もしかすると私の他にも「面倒なことは1年にまとめて。」と考えている方がいるかもしれませんので、参考になればと思い今回は覚書がてら記事にしてみます。(個人的には引っ越しは出産後よりも妊婦のうちがオススメです。)
これまで私は毎年税務署に出向いてパソコン入力をしていました。
少し慣れたことと子どもを連れて長時間待てないということで、今年は自宅でパソコン操作することに。
ちなみに初めての確定申告に行った際の記事はこちら。
主婦が初めての確定申告に行ったら2万円戻ってきた
ちなみに医療費控除も住宅ローン控除も還付申告なので、確定申告の期間後でも受付してもらえます。
とはいえ、後になると伸ばし伸ばしになってしまうので、申告の期間中に書類は作成してしまいましょう。
まず『確定申告』で検索をかけると国税局のHPがヒットします。
確定申告書作成コーナーをクリックし、それぞれに合わせたページに飛びます。
e-Taxというすべてをパソコンで処理できるやり方もあるのですが、ICカードリーダーが必要なのでパス。私はパソコンで書類を記入して印刷、提出するやり方を選びました。
確定申告に共通で必要な書類
・源泉徴収票・マイナンバーカード
・印鑑
医療費控除申請に必要な書類
・医療機関の領収証(提出の必要なし)※受診者、医療機関別に1年分の金額を計算して明細書に入力。
※ドラッグストアで購入した医薬品代や通院に掛かった交通費も申請できます。
住宅借入金等特別控除申請に必要な書類
・借入金の年末残高証明書(ローン会社から郵送)・売買契約書のコピー
・登記簿謄本(法務局に申請)
※私の場合は売買契約時に依頼した司法書士さんが申請&郵送してくれました。
書類記入の流れ
・源泉徴収票の内容を入力・医療費控除の明細書を入力
・住宅借入金等特別控除申請項目を入力
・申請者情報を入力
・払い戻し金融口座を入力
・印刷
・税務署に直接提出or郵送
申請してみて思ったこと
パソコン入力は税務署に出向いての申請とほぼ同じなので、一度でも確定申告したことがある方ならパパパと簡単だと思います。また、初めての申告の方でもページに説明が添えられているので、書類のどこを転記すれば良いのか分かりやすいです。
医療費の明細書は、出産一時金など還付される金額を記入する欄があるので「支払額?差引額?どっちを書くの?」と混乱することもありません。
落とし穴
「うわぁ、昨年は医療費かさんでるなぁ。沢山還付金貰えるぞ。」とほくそ笑んでいた私。控除のなんたるかを完全に勘違いしていたのです。「医療費控除は10万円を超えた分が還付される。」と思い込んでいました。
正確には「10万円を超えた分、課税対象額から引いて税金が計算される。」です。我が家の場合、昨年は20万以上医療費を払っていましたが、還ってきたのは7千円弱。
「そりゃそうだ。そんなにバンバン還付してたら大変なことになるわ。しかし、所得税こんなに低かったかな?住宅ローン残高の1%に満たない額しかないや。」
私の配偶者控除もあるので、所得税は思ったよりも払ってないなぁ。せっかく還して貰えるのにもったいない。
と思っていたら、医療費控除も住宅借入金等特別控除も住民税に対しても控除があるらしく。
「おぉっ!!そうか。余っている分は翌年の住民税が安くなるのか。やったやった。」
しかし、この住民税の控除も上限が136,500円と決まっているので、あんまり残高がありすぎると戻りきらないので注意が必要です。
今回は所得税として納めていた全額が還ってくることとなりました。あとは住民税がどうなるのか楽しみだ。
さてさて、以上が我が家の確定申告珍道中でした。
何事も早め早めに調べて取り掛かりましょうね。
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