2021/03/20
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母子手帳には産前産後の母親の歯の状態を記入するページがあります。
私もつわりが落ち着いた25週に歯石を落とすついでに歯の状態を調べてもらいました。
「虫歯になりかけの歯があるけれど、治療するほどではないから様子見で。」
もともと私は歯と歯茎の境目に歯石がたまり、すぐに出血するタイプ。
そのため、半年に1回歯石を落としに歯医者に行く習慣をつけていました。
対して虫歯になったのは小学1年の時の1本のみ。その後は歯に関しては丈夫でキレイと太鼓判を押してもらってました。
産後3か月経った時、夫が歯医者を予約することになり「ついでに自分も行くか。」と歯石を取りに歯医者に向かいました。
普段であれば歯石を落としてもらうのに2回通えば終了。
それがまさかの3か月間毎週歯医者通いになるとは…
結果から話しますと、上下左右奥から4本ずつ虫歯になっていました。
特に奥から2本は大き目の穴が開いているとのこと。
初めに聞いた時には信じられませんでした。
だって、20年以上虫歯と無縁の生活をしてきたわけですから。
実際、自覚症状も全くなかったので「先生が大げさに言って健康な歯を削られているのでは?」と疑心暗鬼になりました。
とはいえ、産後は歯が痛むからケアをしっかりとという話は妊娠中に聞いた覚えがありました。
「あ~これは子どもが大きく成長したせいだわ~。カルシウム、全部子どもにもっていかれたんだわ~。」
そんな風に思っていました。
が、実は産後に歯がボロボロになるのは、胎児に栄養を取られることだけが原因ではなかったんです。
実は、産後の母親の歯がボロボロになるのは口内環境の変化と女性ホルモンの働きのためといわれています。
妊娠中は食べづわりでダラダラと何かを口に入れているため、歯磨きのタイミングがとれない。これ私にもばっちり当てはまります。
このダラダラ食べの習慣は産後も引きずるんですよね。ダラダラ食べは唾液の分泌量が減るため、虫歯になりやすいそうです。口臭の原因にもなります。
また、妊娠期は女性ホルモンが増えますが、歯周病菌は女性ホルモンを餌にするため歯周病も増えるのだとか。歯周病は早産の原因になったりもするので要注意。
そんな口内トラブルが急速に進む妊娠期。歯のケアは重要です。
私は今となっては後の祭り。皆さんはしっかり歯のケアをしてくださいね。あなどってはいけません。
歯医者の治療費はなんだかんだ高額になりますからね。
私のように毎回支払いの段になって「あぁ、このお金があればオムツを沢山買えるのに。」と溜息ばかりにならないようにしましょう。
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