2021/03/20
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今回も大阪を離れて観光気分。
場所は東京下町浅草へ。
雷門、浅草寺などで有名なこちらですが、もちろんグルメにも名物がいっぱい。
そんな中の一軒をご紹介。
ちょっと躊躇する人もいるかもしれない、こちらのお店。
私の東京の友人も「まだ行ったことないんだよね。」と言っていました。
雷門から歩いて5分。
駒形どぜう
『どぜう』と書いて『どじょう』と読みます。
「どじょうが出てきて、こんにちわ」のどじょうです。
どじょうは主に水田にいるので、どじょう=泥臭いと思っている方が大半のようです。
しかし、こちらのお店のどじょうは、まず生きたまま酒に漬けて酔わせます。
甘味噌仕立ての味噌汁で煮こんだあと、さらにタレで煮こむ。
そのため、臭みもなく骨も柔らかくなっています。
『ウナギ一匹、ドジョウ一匹』という言葉があり、どじょうは1匹でうなぎ1匹分に匹敵する高い栄養価があるとか。
どじょうとネギを組み合わせることで、カルシウムが変化し、体内の吸収をたすけるそうです。
江戸時代から続く料理法には、そんな利点もあったり。
そんな私も母と2人、初めて訪問した際には何にも分からず。
素直に店員のお姉さんにお勧めを尋ねました。
「どじょう鍋は1つで結構量があるので、まずは1つ頼んで追加は後から考えると良いと思います。」
「ごはんもおひつで出すのでお茶碗2杯とれます。あとゴボウを追加で頼むと美味しいですよ。」
とても親切なお姉さんでした。
全て云われるがまま注文。
そしてやってきたのが、こちら。
これが丸のままってやつです。
確かに結構量があります。
追加のゴボウと卓上にあらかじめセットされているネギを載せて。
こんな見た目になりました。
ちなみにこちらの席ですが、畳にテーブル代わりの板が走らせてあり
このように正座で食べるスタイルです。
入れ込み座敷というそうです。
江戸時代の作りそのままだとか。
正座に自信のない方は2・3階は掘りごたつ式、地下にはテーブル席があるそうです。
でもせっかくなら江戸の雰囲気楽しみたいですよね。
料理の話に戻りまして…
ゴボウが少ししんなりしてきたら食べごろ。
どじょうは全く泥臭さなし。
薬味は七味と山椒です。山椒大好き。
七味は江戸では『なないろ』と読むそう。
味がしっかりしているので、ご飯が進む進む。
もちろん、おひつご飯をお替り。
追加の出汁もあらかじめテーブルにセットされていますので、山盛りネギを最後まで堪能できます。
1人前で充分満腹。
どぜうなべ 1,750円
ささがきごぼう 450円
ご飯 300円×2
全部で2800円(プラス税かな?)
もちろん2人分の値段です。
老舗の店ですが、とっても良心価格。
東京在住の方でも行くのを渋っている方がいたら、是非ともお勧めしたいお店です。
冬限定で『なまずなべ』もやってますよ。
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