2021/03/20
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桜の季節が過ぎて、季節は初夏に向けて動き出しました。
紹介するのは、大阪梅田から1駅隣の福島にある藤の名所です。
今回は大阪駅から歩いてみました。
JR桜橋口からハービスの横を通って福島方向へ。
福島聖天 了徳院
住宅街の中にある神社。
その中にこれでもかと色んな神様の社が詰まっています。
何気ない入口の山門には重要文化財の『子持ち竜』の彫刻。
本堂には十一面観音大聖歓喜天を祀っています。
ご利益は、富与え・縁結び・子宝授け。
今回の目当ては『のだふじ』
今から約600年前(南北朝時代)からその美しさで知られ、江戸時代には「吉野の桜」「高雄の紅葉」とともに三大名所と言われていました。
最盛期には1mくらい藤の花が垂れるそう。
今年はちょっと寂しい雰囲気。
その年の天候によって、花の付き方にバラツキがあるらしいです。
その代りといってはなんですが、その他の花は良い時期。
芭蕉の句碑の前にもツツジ。
句碑に読まれているのは、カキツバタですが。
とっても可愛い色の八重桜。
駒犬達も各社の前に鎮座しているので、とてもたくさんいます。
場所によって顔も体も違うので、見ていると面白いです。
どの子もすべて前掛けをつけています。
おもかる石もあります。
「軽いと思ったら願いが叶い、重いと思ったら叶わない。」
残念ながら、私にはめちゃくちゃ重かったです。
所狭しと色んなものがぎゅーっと詰まっているのですが、カメラを向ける方向によって趣が異なる面白い境内です。
先客の方々も立派なカメラで撮影していました。
どこにカメラを向けても絵になりますね。
『のだふじ』の写真コンテストも開催しています。
了徳院だけでなく、この界隈には藤の咲いているところがあるそうなので、探して自慢の1枚を応募してみるのも良いかもしれません。
↓の写真は第2回のグランプリ写真です。
こうしてみると、最盛期はかなり藤の花が長く伸びることがわかりますね。
春日神社
了徳院から少し離れた場所にも『のだふじ』ポイントが。残念ながらこちらの藤は、終わりに近い。
表にある藤の鉢植えは最盛期ですが。
こちらで『のだふじマップ』を手に入れて、界隈を散策。
【ひばり保育園】
子ども達が遊んでいるお庭の藤棚は見事に咲き誇ってました。
【ユニライフ】
マンションの駐車場横の藤棚。
こちらもなかなかキレイに咲いています。
【下福島公園】
藤棚の端に少し花が残っていました。
【野田恵比寿神社】
とても立派な社。大きな敷地。
残念ながら、藤棚には花は無し。
おまけのJR福島駅
JR環状線のホームは高架上にあるのですが、その真下の大きな道路にも踏切があります。
一体どんな電車が通るのかしらと思っていると、鳴り始める踏切警報機。
ちょっと待ってみようと電車を待っていると。
やってきました。この電車。
関空快速『はるか』でした。
滋賀の米原~京都~新大阪~関西空港を結ぶ電車です。
快速電車なのに、単線地上線路。
なかなか珍しい電車を見れたレア体験でした。
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