『煉瓦亭』東京銀座の老舗洋食屋さんでゆったりディナー

創業明治28年の老舗洋食屋さん。
「洋食にはパン」が常識だった明治時代に「洋食にご飯」を根付かせたお店。
日本人なら、やっぱりお米でしょ。
また「カツレツにキャベツ」を始めた店でもあるとか。

煉瓦亭

とても歴史のある洋食屋さんですが、私が初めて知ったのはゲームきっかけ。
『サクラ大戦』
このゲームは架空の時代『太正』の『帝都』を舞台にしています。
大正時代の東京ですね。

そのため、実在の景色が沢山出てくるんです。
例えば、雷門や花やしき。和光の時計台。上野公園。
今回紹介する『煉瓦亭』は日常パートで主人公達が食事をしています。

という訳で、東京に旅行に行く際には煉瓦亭での食事が行程表に入ります。
これまで２度、ディナータイムに伺いました。

銀座の路地を入ったところ。
入口にメニューが出ていないので、知らない人は入りにくいかもしれませんね。

店内

お店は地下１階、地上３階建て。

初回は地下の席。
赤白チェックのレトロなテーブルクロスが印象的。
カジュアルな雰囲気。
ほぼ貸切でした。

２回目は２階席。
こちらは、落ち着いた雰囲気。
お店の中で一番広いフロアだそうです。
満席近かったです。
朝ドラ『ごちそうさん』のポスターに赤電話もあります。


ちなみに３階席には座敷もあります。
お昼は待ち列もできるそうですが、夜は比較的ゆったり。

テーブルに和からしがあるのが、古き良き洋食屋さんの雰囲気。

メニュー

【初回の注文】
・オムライス　
・上カツレツ
・クリームコロッケ　
・ライス

上カツレツ＆ライス。
作家・北杜夫が愛した組み合わせ。


クリームコロッケとオムライス。
濃厚コロッケ。２個でも充分。



【２回目の注文】
・オムライス　1500円
・ポークカツレツ　1700円
・エビグラタン　1700円


オムライス。


ポークカツレツ＆グラタン。


オムライスは元々は煉瓦亭の賄い料理。
素早く作れるように、卵にすべての食材を混ぜ込んで焼いています。
ズームしてみると、少々珍しい見た目が分かると思います。


ポークカツレツの断面。
しっかり火が通っています。
脂を落としたサッパリカツレツ。


エビグラタンの中。
通常のマカロニグラタンに比べると、マカロニが長いです。
最長はお皿から顔まで届くくらい長かったです。
食べながら笑いました。
エビは結構ゴロゴロ入っています。

お会計

お会計は１階に下りて、時代物のレジスターで。
「裏の写真もどうぞ！」と言ってもらえたので、店員さん側も。
確か「お釣りの計算は出来ないんですけどね。」と仰っていた憶えが。

初回は〆て4800円。２回目は4900円。
見比べてみると、初回の方が品数が多かったのに少し安い？
あれれ？まぁ安い分には気にしないや～。